水牛の中でも、希少な「白水牛」と呼ばれる水牛の角を使った孫の手です。
(黒水牛や黄水牛、ヤクに比べても数が少なく、格段に高価な素材です)
そんな白水牛の角の先端部分を活かして、孫の手にしました。（持ち手部分が角の先端です）
　大きな１つの角から削り出して作っています。

透き通るような透明感(実際に半透明になっています)もあり、色合いや模様もとても整っていて綺麗です。
全体的に流線型の彫刻が施されていますよ。

背中を掻く先端はくるりと丸まっていますが、これは角に熱を加えながらゆっくりと曲げることで実現しています。
孫の手なのですが、角工芸品の域に達している作品ですね。

長さ37.5cm、幅4.1cm、持ち手部分の厚さ(最厚部)約2.8cm、重さ154グラム

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